肛門脱

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肛門 脱

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 内臓の病気 > 直腸・肛門の病気
病 名
肛門脱
ふりがな
こうもんだつ

  肛門脱とは、脱肛を起こす症状のの一つのことです。脱肛とは、一般的に肛門からなにかが脱出し、異物感を生じているような場合を呼ぶ。他に直腸脱、痔核、肛門ポリープ、皮膚垂、粘膜脱。



 肛門脱は、直腸下部の粘膜や粘膜下組織、肛門上皮だけが肛門から脱出したものです。脱出した長さは5cmを超えることはめったにありません。これらは肛門がゆるくなったり、おなかの中で腸を支えている組織が弱くなって起こります。いずれも症状は肛門の異物感や、脱出した粘膜による下着の汚れなどです。



 肛門脱の治療としては、軽度のものは針金で肛門をちぢめて狭くしたり、脱出した部分を戻す手術が行われますが、高度のものに対しては開腹して、脱出した腸をお腹の中に引っ張り上げて固定し、脱出しないようにする手術を行うこともあります。

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