脱腸症状

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脱腸の症状

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 内臓の病気 > 直腸・肛門の病気
病 名
脱腸
ふりがな
だっちょう

  脱腸は、正式にはヘルニアといいます。ヘルニアとは、腹壁などに異常なすきまがあって、そこから内臓が脱出した状態をいいます。多くは腹壁が袋状にくびれ出て、その中に内臓、特に腸が入り込むことが多いので脱腸といわれました。
 生まれつきこうした異常がある場合と、お産や手術のあとや高齢者になってやせたあとなどに起こる場合があります。


 ヘルニアの起こる場所は、鼠径部(ももの付け根)の付近(鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア)、へその部分(臍ヘルニア)、手術後に起こることのある腹壁瘢痕ヘルニア、そのほかの腹壁正中部(白線ヘルニア)、骨盤(閉鎖孔ヘルニア)、横隔膜(裂孔ヘルニア)などがおもな部位で、もっとも一般的にみられるのが鼠径ヘルニアです。

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