癌性腹膜炎

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病 名
癌性腹膜炎
ふりがな
がんせいふくまくえん

  癌性腹膜炎について。癌性腹膜炎とは、癌末期のひとつの兆候で、癌細胞が内臓を覆っている(しょう)膜を破って腹(くう)内に広がり散らばった状態をいい、腹部全体に腹水が溜まり膨れます。


 肝臓、胆嚢、膵臓、胃、腸、子宮、卵巣、などの癌末期に多く起こります。


 癌性腹膜炎の根本的治療は困難で、利尿剤によって排尿を促すなど対症療法を行います。利尿剤があまり効果がない場合は腹部を針で刺して腹水をとる等しますが多くの場合、3−4日で再貯留してしまいます。

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