新生児黄疸

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病 名
新生児黄疸
ふりがな
しんせいじおうだん

  新生児黄疸について。ほとんどの新生児は生後2-4日ごろに一時的に皮膚が黄色味を帯びてきます。これは生理的新生児黄疸と呼ばれます。
 胎児期の血液がこわされてビリルビンという色素が出る事と、その色素を処理する肝臓の能力が低いために起こります。


 ビリルビンが多くなると、生後1週間以内では脳に入り込んで神経細胞を壊し、死に至ったり脳性麻痺を起こしたりします。予防のためには蛍光灯の強い光を児に当ててビリルビンを分解する光線療法があります。それでもビリルビンの上昇を防げない時は児の血液を交換します。


 なお母乳栄養児では、黄疸が1-2ヶ月も続く事がありますが、母乳黄疸と言い、病的な意味はありません。

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