再生不良性貧血

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再生不良性 貧血 小児

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病 名
再生不良性貧血
ふりがな
さいせいふりょうせいひんけつ

  小児の再生不良性貧血について。子供の貧血で最も頻度の高いのは、未熟児の後期貧血、離乳時期の食事性貧血です。また思春期にも多く、高校生の男子で2−3パーセント、女子で10−20パーセントの割合でみられます。


 再生不良性貧血は、血液を生成する仕組みに障害がある病気で、赤血球や白血球だけでなく、特に血小板も減少する。先天異常のものもあるが、原因不明が多い。顔色が蒼白になり、鼻血、歯ぐきの出血、血尿や血便、皮膚の出血斑、ぶつけるとすぐ皮下出血する、出血が止まりにくいなど出血傾向の症状が出る。


 再生不良性貧血は難治性の病気だが、免疫抑制療法、骨髄移植、ステロイド剤(タンパク同化ホルモン、副腎皮質ホルモン)の長期大量療法などにより、予後は著しく改善されている。

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