外陰潰瘍

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病 名
外陰潰瘍
ふりがな
がいいんかいよう

  外陰潰瘍について。外陰潰瘍とは、これを伴う疾患はいろいろ考えられますが、ベーチェット症候群(ベーチェット病)のひとつの症状とみるのが最も一般的です。
 アフタ性口内炎、強膜炎、ぶどう膜炎、紅彩炎、結節性紅斑などを併発して外陰部(大陰唇、小陰唇)のほか、膣粘膜にも潰瘍ができ、ひどくなると深くえぐられたようになります。


 外陰潰瘍の治療について、ベーチェット症候群は自己免疫疾患とされ原因が不明のため、現時点では決定的な治療法はありません。
 対症療法として、局所を清潔にして、鎮痛剤や抗生物質の外用剤を用いたり、非ステロイド性消炎鎮痛剤の内服が行われます。

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